東洋医学からみた抜け毛と白髪

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髪と血の関係

東洋医学では髪と血は深い関係があると考えられています。

髪を『血余(けつよ)』 つまり血(栄養分)の余りと呼んでいます。

血流がよければ頭皮や髪にも十分な栄養分が行き渡るため、抜け毛や白髪が起きにくく

瘀血(おけつ)で血流が悪くなると、栄養分が足りなくなって抜け毛や白髪になりやすくなります。

瘀血(おけつ)とは

瘀血(おけつ)とは、血液が流れにくくなり、体の中に滞ってしまうことで起こる状態です。

・肩こり
・頭痛が絶えない
・肌がくすむ
・シミ、ソバカスが気になる
・傷跡やあざが残りやすい

などの症状を訴えることが多くみられます。

瘀血(おけつ)を解消させ、頭皮の血流を良くすることが重要です。

東洋医学の腎の働き

東洋医学では、万物を木・火・土・金・水の五つの要素に当てはめて考える「五行説」があります。

また、内臓のうち中身が詰まっている主要な5つの臓器『肝・心・脾・肺・腎』を五臓と言います。

この中で髪を主るのは腎になります。

腎が弱ると髪が抜けたり、白髪になりやすいと考えられています。

腎の働きが弱った場合

高齢になると腎に蓄えられている「気」が徐々に失われ様々な老化現象を起こします。

【食養】

腎の働きを改善して、髪の健康を保ちましょう

髪の健康に良い食べ物は、ゴマ・胡桃・かぼちゃのタネです。

ゴマは特に黒胡麻髪によく、肌の健康にも良い食べ物です。

腎機能を丈夫にし、血を補う働きがあります。

胡桃は塩分が濃いものではなく、味付けされていないものが良いです。

カボチャの種は、毛髪に大切なミネラルである亜鉛が豊富に含まれています。

フライパンで乾煎りして毎日20粒くらい食べるのがおすすめです。

※医師に食事制限や食事指導されている場合は、そちらをお守りください。

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